molten-metalsensor-business
溶湯センサー事業

Quality stabilization
適切な溶湯管理を通じて、ダイカスト製品の品質安定化に寄与

ダイキャスト工程における「溶湯供給量の管理」は製品重量や形状の安定を保つ上で非常に重要な役割を占めています。適量をキープしつづけることで、溶湯の無駄遣いを防ぎ、「巣」のできない安定した強度のダイカスト製品を作り続けることが可能になります。

株式会社タカハシサーモセンサーの溶湯センサーは、耐久性に非常に優れており、ショットの回数寿命が長いという特徴を持っています。今後もより良い製品を開発し続けることで、更に高い信頼性を追求してまいります。

What is a molten metal detection sensor?
溶湯検知センサーとは

アルミダイキャストで使用されるダイカストマシンに装着されるセンサーの一つです。

アルミダイキャストとは、アルミニウム合金などの溶融金属(溶湯)を金型の中に高速充填後に高い圧力をかけることで、精度の高い鋳物を短時間で大量に生産する鋳造方式です。

この鋳造方式では、高速で溶湯を圧入するために起きる製品へのガスの巻き込みを防ぐためにガス抜き用通路が設けられており、通路内部へと溶湯が侵入する事を防ぐためにガス抜き弁が設置されています。そのガス抜き弁を効果的に閉じる際に使われるのが溶湯検知センサーです。

株式会社タカハシサーモセンサーの溶湯検知センサーは、碍子によって絶縁されている金属ホルダーと電極ピンの双方に溶湯が接触することでなる導通状態を感知し溶湯を検出するセンサーです。

なお、この溶湯センサー単体では電圧・電流等の信号を発することはできません。
詳細については株式会社タカハシサーモセンサーにお問い合わせください。

主要製品一覧

型式TK040103TK050102
外寸法長さ48.5mm 直径16φ(先端10φ)長さ54.5mm 直径16φ(先端10φ)
リード線長4mまたは2m4mまたは2m
特徴細口用 パイプ・L型細口用 パイプ・ストレート型
外観
型式TK161136TK191150
外寸法長さ41.8mm 直径24φ(先端18φ)長さ41.8mm 直径24φ(先端18φ)
リード線長0.3m 0.9m 1.25m 2.7m 4m0.3m 0.9m 1.25m 2.7m 4m
特徴太口用 リード線横出しタイプ太口用 リード線ストレート出しタイプ
外観
型式TK160202
外寸法長さ41.8mm 直径24φ(先端18φ)
リード線長0.8m 0.9m
特徴太口用 リード線フレキタイプ
外観